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ぴあのピアの徒然日記

福岡でピアノを楽しむサークル、ぴあのピアの日記です。コメントは機能していませんので、メールを頂けると助かります。

標識後進国 

このところ高齢者が引き起こす交通事故がちょっとした社会問題になっています。
たしかに、アクセルとブレーキを間違えたり、高速道路を逆走したりして、それによる死傷者もでているのですからなんとか解決されなければならないことだということに異論の余地はありません。

ただ、これを契機として高齢者から運転免許証をどんどん取り上げるような単純な解決法に傾くことは、個人的にあまり好ましくないと思っています。テレビで言っていましたが、さっそくその対策案として、車両の方にもいろいろなアイデアが盛り込めるのではないかということで、中には一定以上の力(時間?)でアクセルを踏み込むと、機械が誤操作と判断してブレーキを作動させるなど、今日の技術をもってすれば解決のための方策はいかようにも立てられると思います。

それでなくとも、人は間違いを犯すものなので、これだけテクノロジーが発達したなら、それを前提とした安全機構を盛り込んだ製品づくりをする必要があり、高齢者はその間違いの頻度が若い頃より増えるというだけです。

現代は高齢者といえども人頼りでなく、独立した生活形態が求められ、孤独に耐えながら懸命に生きておられる方が多い中、安全という錦の御旗の下、まだじゅうぶん運転可能な方からまで運転免許証まで取り上げたら、ますます日常の不便と苦しみは倍加するはずです。
外に出なくなれば、心身共にリフレッシュできる機会も減り、坂道を転げるように衰えてしまうでしょう。

折しも自動運転などの技術も、実用化へ向けてほんのそこまで来ているのですから、ただ禁止ということではない温かな処理を望みます。

いっぽう、逆走などに関しては、交通環境の方にも多少は問題があるのではと思えなくもない面があることは、見過ごすことはできません。

たとえばマロニエ君も日ごろ運転していても感じるのは、道路標識のわかりにくさが挙げられます。
対面通行ではない幹線道路などには間に中央分離帯がありますが、ちょっと変則的なかたちの交差点などになると、右折しながら、おもわずどちらに行くべきか一瞬迷うことがあり、こういうことも逆走の原因になるのではと感じることもあります。

逆方向には進入禁止などの標識をもっとわかりやすく警告表示すべきであるのに、実際にはそれらしきものはほとんど何もなく、探せば言い訳程度の小さな標識が隅にポンと一つおかれているだけという状況には驚くばかり。
起きてしまった事故には大騒ぎですが、未然に防ぐ策はとても万全とは言いかねるのが現状です。
さらにひどいのは、都市高速などではジャンクションでルートが枝分かれしますが、よほど走り慣れている場合を除き、ここで望む方向へ自信をもって走っていくことはかなり難しく、これはひとえに標識の不備が挙げられます。

むろん標識はあることはあるものの、緑地に小さな白文字で複数の地名がごちゃごちゃ書いてあるのみで、まず字が小さい。
そこへ制限速度は60km/hまたは80km/hで、実際それなりの速度が出ているものだから、アッと気がついた時には標識を確認する間もなく通りすぎてしまいます。
次に標識が出るのは、分岐する直前で、こうなると直接の安全へ意識が行ってしまうのため標識をきちんと確認する暇がありません。サブリミナルではあるまいし、一瞬で判断することが求められるのは危険この上ないし、事故を誘発させると思います。

実際マロニエ君の友人も、同じ場所で何度も違う方向に行ってしまい、次のランプでしぶしぶ下に降りたというような話を聞かされ、みんなが同じような印象を持っていることは間違いないようです。
なぜもう少し、デカデカと、わかりやすい標識を繰り返して掲げないのかと、これは本当に不思議です。

ヨーロッパでドライブ旅行した経験のある人に聞くと、たとえばドイツなどの標識は格段の違いがあるそうで、見やすくて明快な標識が必要な場所にバシッと立てられいて、日本語でもない見ず知らずの外国であるというハンディがあるにもかかわらず、自信を持って運転できたというのですから、この点は日本は道路標識後進国と言わざるをえません。

たとえ一般道でも、地図やカーナビ無しで、標識のみを頼りに目的地に行くことは、日本じゃほぼ不可能だと思います。

話は戻りますが、高速や有料道路の出口には、もっと派手派手しく進入禁止の警告を出すべきで、それがないためにヒヤッとした経験のある人は若い人でも結構いるだろうと思います。
とにかくこの点、日本の道路は標識誘導において甚だ不親切で、それを身体能力の劣る高齢者のせいばかりにするのは大きな疑問を感じます。

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2016/11/24 Thu. 01:39 | trackback: 0 | comment: -- | edit

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